ハーパージュニア選手をご存じですか?
福岡第一高校で頭角を現し、現在は男子バスケットボール日本代表としても注目を集めている若き注目選手です。
その実力はもちろんのこと、「ハーフなの?」「両親はどんな人?」といったルーツや背景にも多くの関心が集まっています。
本記事では、そんなハーパージュニア選手のご両親や国籍、ハーフの噂、高校時代の活躍から現在の代表での活躍までをわかりやすくご紹介します。
彼の魅力を知れば、もっとバスケ日本代表が楽しみになるはずです!
ハーパージュニアの両親は?ハーフなの?
アメリカ人の父と日本人の母をもつハーフ
ハーパージュニア選手は、アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフです。
そのため、体格や身体能力の高さは父親譲りとも言われており、バスケットボールにおいてもその恵まれたフィジカルが大きな武器となっています。
また、日本で生まれ育ったこともあり、バスケの基礎や精神面では母親の影響も強く、しっかりとした日本的なプレースタイルも持ち合わせている点が魅力です。
家族のサポート
ハーパージュニア選手がここまで成長できた背景には、家族の支えが大きくあります。
特に母親は、学生時代の練習や試合にも積極的に付き添い、メンタル面でも大きな支えとなっていたそうです。
また、父親もバスケットボール経験者であるという情報もあり、幼いころから家庭内でバスケが身近な存在だったことがわかります。
家庭での理解とサポートが、彼の成長と安定したパフォーマンスを支えているのかもしれませんね。
ハーパージュニアの中学・福岡第一高校時代
中学時代
ハーパージュニア選手の出身中学校は、沖縄県の「コザ中学校」です。
この学校は沖縄の中でもバスケットボールが盛んな地域にあり、ハーパージュニア選手は中学時代からその実力で頭角を現していました。
幼少期からバスケットボールに親しみ、コザ中でも1年生の頃から主力として活躍。
県大会では得点力とスピードで注目され、全国トップクラスの高校からスカウトがかかるほどの逸材でした。
河村勇輝の後輩として福岡第一へ進学
中学卒業後、ハーパージュニア選手が進学したのは、全国屈指の名門・福岡第一高校です。
この高校は、日本代表でも大活躍中の河村勇輝選手の母校としても知られています。
ハーパージュニア選手は河村選手の1歳年下にあたります。
同じ指導者・井手口孝監督のもとで育った“正統派の後継者”として大きな注目を浴びました。
プレースタイルこそ異なりますが、スピード、判断力、勝負強さという点では共通項が多く、自然と比較される存在に。
“第二の河村勇輝”と呼ばれることもあり、進学直後から周囲の期待は非常に高いものでした。
全国屈指の強豪校「福岡第一高校」時代
福岡第一高校では、1年時からベンチ入りし、2年時には主力選手としてスタメンに定着。
ウインターカップでは準決勝・決勝ともに二桁得点を挙げる活躍を見せ、派手なダンクや鋭いアシストで会場を沸かせました。
高校3年生時にはキャプテンに就任。
チームの大黒柱として、全国大会制覇を目指してチームを引っ張りました。
しかしこの年は、新型コロナウイルスの影響でインターハイが中止。
冬のウインターカップでは3連覇を目指して挑んだものの、準々決勝で仙台大学附属明成高校に敗退という悔しい結果に終わりました。
それでも、コート上で見せた冷静な判断力、的確なプレー、リーダーシップは高く評価され、後に高校生としてBリーグ最年少出場記録を更新する快挙へとつながっていきます。
Bリーグ出場最年少記録
ハーパージュニア選手は、高校3年生だった2021年にBリーグの琉球ゴールデンキングスと特別指定選手として契約を結びました。
これは将来を有望視された選手にのみ与えられる特例で、彼の才能がプロにも認められていたことを示しています。
そして同年12月、17歳11カ月28日という若さでBリーグの公式戦に出場。
当時の最年少出場記録を更新し、日本バスケットボール界に衝撃を与えました。
デビュー戦では堂々としたプレーを披露し、将来のスター候補として大きな話題に。
高校生でありながらプロの世界で通用することを証明した瞬間でした。
ハーパージュニアの大学から現在まで
東海大学進学と現役大学生で日本代表デビュー
福岡第一高校を卒業後に進学したのは名門の東海大学 。
大学生ながらBリーグのクラブに“特別指定選手”として所属し続け、さらに現役大学生として日本代表デビューを果たしています。
2025年2月のFIBAアジアカップ予選モンゴル戦でロスター入りし、その試合で7得点・3リバウンド・3アシスト・2ブロックを記録し、国際舞台での存在感を示しました。
サンロッカーズ渋谷と2025-26シーズン契約、登録名も変更に!
大学でのプレーと並行してBリーグでの経験を重ねてきたハーパージュニア選手ですが、2025年6月、さらなるステップアップを果たします。
B1リーグのサンロッカーズ渋谷は、「ジャン・ローレンス・ハーパージュニア選手と2025-26シーズンの選手契約を締結した」と公式に発表しました。
また、あわせてBリーグ登録名を「ハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニア」から「ジャン・ローレンス・ハーパージュニア」へ変更することも発表。
これは本人のアイデンティティをより反映した表記への切り替えとみられます。
サンロッカーズ渋谷の一員として迎える新シーズンでは、これまで培ってきた経験とスキルをいかに発揮できるかに注目が集まっています。
若手ながらも日本代表経験を持つ彼の存在は、チームに新たな風を吹き込む存在となるでしょう。
ハーパージュニアのプロフィール
フルネーム:ジャン・ローレンス・ハーパージュニア
(旧登録名:ハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニア)
生年月日:2004年1月28日
年齢:21歳(2025年6月現在)
出身地:日本(※父がアメリカ人、母が日本人のハーフ)
身長/体重:約188cm/83kg
ポジション:ポイントガード/シューティングガード
出身高校:福岡第一高等学校
(高校3年時にはキャプテンを務める)
大学:東海大学
Bリーグデビュー:2021年(高校3年時)
琉球ゴールデンキングスと特別指定選手契約
→ Bリーグ最年少出場記録(17歳11ヶ月28日)を更新
現在の所属チーム:サンロッカーズ渋谷(2025-26シーズン契約)
日本代表歴:
- 2025年2月 FIBAアジアカップ予選で代表デビュー
- モンゴル戦に出場し、得点・リバウンド・アシストで活躍
まとめ
ハーパージュニア選手は、アメリカと日本のハーフとして育ち、福岡第一高校時代から注目を集める存在でした。
華やかな高校バスケキャリアに加え、高校在学中にBリーグ最年少デビューを果たすという快挙。
大学は東海大学に進学しながらも、プロの舞台や日本代表でも活躍しています。
2025年にはサンロッカーズ渋谷との契約も発表され、登録名も本人の意向を反映する形に変更されました。
今後はBリーグと日本代表、両方でのさらなる飛躍が期待されます。
今まさに成長の真っただ中にいる彼のプレーを、これからもぜひチェックしてみてください!
未来の日本代表の中心となる存在――ジャン・ローレンス・ハーパージュニア選手の今後から目が離せません!
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