2024-25シーズン、Bリーグ・長崎ヴェルカで活躍する川真田紘也(かわまた こうや)選手。
204cmという圧倒的な高さを活かしたプレーで、今や日本代表候補としても注目を集める存在です。
そんな川真田紘也選手ですが、「いつからバスケを始めたの?」「中学や高校時代はどんな選手だったの?」と、気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、川真田紘也選手のバスケ人生の原点ともいえる学生時代を中心に、現在プレーする長崎での活躍にもフォーカスしてご紹介していきます!
川真田紘也の高校・中学時代
高校はどこに?
川真田紘也選手は、徳島県立城南高校に進学しました。
走力を重視するスタイルのバスケットボールチームで、練習では日々の走り込みが重視されていました。
平日の練習環境はハーフコートが中心で、決して恵まれた環境とは言いがたかったそう。
2年次に代が変わると、部員はわずか10人、そのうち2人は初心者というチーム構成でした。
そんな中でも川真田紘也選手は、日々の練習で培ったスタミナを武器に出場機会をつかみ取り、試合で存在感を発揮していきました。
高校3年時には身長が195cmまで成長し、その高さを活かしたプレーでインターハイ予選でのチームのベスト4入りに貢献しています!
中学はどこに?いつからバスケを?
中学時代は、徳島市立城東中学校に通っていました。
陸上、ラグビー、水泳、テニスなど多種多様なスポーツに親しんでいた川真田紘也選手は、小学6年生の時に走り高跳びで全国大会上位に入る活躍を見せています。
この実績を背景に、中学でも陸上部に入るつもりでいました。
しかし、「陸上部には専門の指導者がいないらしい」という噂を耳にしたことがきっかけで、友人に誘われていたバスケットボール部へと進路を変更します。
皮肉なことに、後に陸上部に指導者がいることが判明したが、すでに彼のバスケットボール人生は始まっていました。
入学時点では身長が170cm台だったが、中学3年間で187cmまで成長。
3年生時には中学総体で徳島県ベスト4に入る成績を収め、高校でもバスケットボールを続ける土台を築きました。
大学はどこ?
高校卒業後は天理大学へ進学。
四国大会での活躍がきっかけでスカウトされました。
関西の強豪校である同大には長身選手が多数在籍し、1年時は出場機会に恵まれませんでした。
バスケへの意欲も強くなかったが、3年進級前にチャンスを得たことで意識が変化。
4年時には関西1部リーグ準優勝、インカレでは東海大と対戦し、全力を出し切りました。
教員志望だったが大学在学中に断念。
コロナ禍をきっかけに「もっと高いレベルでバスケを続けたい」と思うようになり、プロ入りを目指す決意を固めました。
川真田紘也の現在の長崎ヴェルカでの活躍
川真田紘也選手は、2024年6月にB1リーグの長崎ヴェルカへ移籍し、チームの新戦力として契約を結びました。
2024‑25シーズン(長崎ヴェルカ1年目)の主な成績
出場試合数:53試合中2試合が先発
平均出場時間:6分49秒
平均得点:1.3得点/試合
リバウンド:1.1本/試合、ブロック:0.2本/試合
滋賀レイクス時代のB2リーグにおいて平均5.8得点・3.6リバウンドだったパフォーマンスと比較すると、出場時間は減少したものの、効率の高いプレーを心がけている様子がうかがえます。
長崎ヴェルカは2024-25シーズンにおいて #川真田紘也 選手との契約に新たに合意しましたので、お知らせいたします。
— 長崎ヴェルカ 公式 (@n_velca) June 25, 2024
▼詳細はこちらhttps://t.co/WyWumKp0DZ@grande_mikey99#velca #長崎ヴェルカ #welcome pic.twitter.com/JJqDmm34Pf
チームと自身の成長を振り返る
新天地での初シーズンは思うように出場機会が得られなかったが、それでも彼は周囲との対話やトレーニングを通じて後半戦に少しずつ存在感を発揮。
練習環境やチームの雰囲気に支えられ、「自分が果たすべき役割」を徐々に見つけていったと振り返っています。
日本代表としての躍進と精神的成長
2023年FIBAワールドカップでの活躍により、日本代表としての自信を深めた経験は大きな転機となります。
その後、長崎でも自身のプレースタイルを確立し、自分のやるべきプレイを理解したことで精神的にも余裕が生まれたという。
さらに、2025年7月には男子日本代表のロスター入りが決定!
「SoftBank CUP 2025」の国内強化試合では、デンマーク戦のメンバーとしてチームに加わっており、代表にも定着しつつある段階にあります。
川真田紘也はハーフ?
ハーフなの?
川真田紘也選手を初めて見た人、もしかしたら「この人ハーフかな?」って思ったこと、ありませんか?
実はネットでも「川真田紘也選手ってハーフ?」という声がちらほら。
たしかに、身長も高くて体格もがっしり。顔立ちもどこか日本人離れしてる感じがしますよね。
でも、結論から言うと、川真田紘也選手はハーフではないようです。
これまでにご両親や親族が外国にルーツがあるという情報は見つかっていません。
とはいえ、バスケ界にはハーフっぽく見える選手が多いのも事実。
体格が大きいだけで「ハーフ?」と思われがちなのかもしれませんね。
桜木花道と言われる理由
川真田紘也選手について語るとき、よく出てくるのがこのフレーズ。
「リアル桜木花道」。めちゃくちゃ気になりませんか?
理由はいくつかあります。
まずは、プレースタイルです!
川真田紘也選手といえば、泥臭くても粘り強くて、ガツガツ体をぶつけるようなアグレッシブなプレーが持ち味。
リバウンドに飛び込み、ゴール下でのダンクもバンバン決めるタイプです。
…これ、まさに『スラムダンク』の桜木花道ですよね!
そして極めつけは、2023年のワールドカップ前に髪を赤く染めたこと。
桜木花道といえば、やっぱり赤髪!
当時、川真田紘也選手は練習生として合宿に参加していたんですが、そこから日本代表に選ばれたという“下剋上”ストーリーまで話題に。
このエピソードが「まさにリアル桜木!」と呼ばれる大きな理由になったんです。
川真田紘也(かわまた こうや)プロフィール
- 名前:川真田 紘也(かわまた こうや)
- 生年月日:1998年6月16日
- 出身地:徳島県徳島市
- 身長/体重:204cm/110kg
- ポジション:センター(C)
- 出身中学:徳島市立城東中学校
- 出身高校:徳島県立城南高等学校
- 出身大学:天理大学
- プロ入り:2020年 佐賀バルーナーズ(特別指定選手)
- 所属チーム:長崎ヴェルカ(2023-24シーズンから加入)
まとめ
今回は、長崎ヴェルカで活躍するセンター・川真田紘也選手についてご紹介しました。
中学時代からバスケを始め、高校・大学と地道に実力を積み上げてきた川真田紘也選手。
プロ入り後は、佐賀や滋賀で経験を重ね、今では長崎ヴェルカで欠かせない存在に成長しています。
圧倒的なサイズと献身的なプレーで、チームに貢献し続ける彼の姿に、ファンからは「リアル桜木花道」と親しまれることも。
長崎での挑戦はまだ始まったばかり。今後のさらなる飛躍に注目です!
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